バッファロー製無線 LAN ルータおよび無線 LAN 中継器に OS コマンドインジェクションの脆弱性 | ScanNetSecurity
2025.02.28(金)

バッファロー製無線 LAN ルータおよび無線 LAN 中継器に OS コマンドインジェクションの脆弱性

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は8月23日、バッファロー製無線LANルータおよび無線LAN中継器におけるOSコマンドインジェクションの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。

脆弱性と脅威

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は8月23日、バッファロー製無線LANルータおよび無線LAN中継器におけるOSコマンドインジェクションの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。情報通信研究機構 サイバーセキュリティ研究室の森好樹氏と久保正樹氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。

WHR-1166DHP2 Ver. 2.95およびそれ以前のバージョン
WHR-1166DHP3 Ver. 2.95およびそれ以前のバージョン
WHR-1166DHP4 Ver. 2.95およびそれ以前のバージョン
WSR-1166DHP3 Ver. 1.18およびそれ以前のバージョン
WSR-600DHP Ver. 2.93およびそれ以前のバージョン
WEX-300HPTX/N Ver. 1.02およびそれ以前のバージョン
WEX-733DHP2 Ver. 1.03およびそれ以前のバージョン
WEX-1166DHP2 Ver. 1.05およびそれ以前のバージョン
WEX-1166DHPS Ver. 1.05およびそれ以前のバージョン
WEX-300HPS/N Ver. 1.02およびそれ以前のバージョン
WEX-733DHPS Ver. 1.02およびそれ以前のバージョン
WEX-733DHPTX Ver. 1.03およびそれ以前のバージョン
WEX-1166DHP Ver. 1.23およびそれ以前のバージョン
WEX-733DHP Ver. 1.64およびそれ以前のバージョン
WHR-1166DHP Ver. 2.92およびそれ以前のバージョン
WHR-300HP2 Ver. 2.51およびそれ以前のバージョン
WHR-600D Ver. 2.91およびそれ以前のバージョン
WMR-300 Ver. 2.50およびそれ以前のバージョン

 株式会社バッファローが提供する無線LANルータおよび無線LAN中継器にはOSコマンドインジェクションの脆弱性が存在し、当該製品の管理画面にログインしたユーザによって、特定の画面から細工されたリクエストを送信され、任意のOSコマンドを実行される可能性がある。

 JVNでは、開発者が提供する情報をもとにファームウェアを最新版へアップデートするよう呼びかけている。

《ScanNetSecurity》

関連記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 永世名誉編集長 りく)

×