デジタル庁は7月19日、フロッピーディスク等の記録媒体に関する規制の廃止について発表した。
同庁では関係省庁と連携し、アナログ規制を一掃するための取組を進めており、これまでに1,033件のフロッピーディスク等記録媒体に関する規制を撤廃していたが、2024年6月28日にフロッピーディスク等の使用を求める規制を全廃した。
最後の1件は、自動車リサイクル関係で事業者に対しフロッピーディスクを含む帳簿での記録・保存を求める規制であったが、今後は電磁的記録での保存が可能なことが明確化される。
同庁では、目視規制、定期検査・点検規制、実地監査規制、常駐・専任規制、書面掲示規制、対面講習規制、往訪閲覧・縦覧規制といったアナログ規制(アナログ的手法を前提としたルール)を一掃するための取組を行い、一刻も早い一掃を目指す。