米CrowdStrike社 CEO ジョージ・カーツ氏は現地時間7月19日、同社公式ブログで、同日グローバル規模で発生した同社製品を導入しているWindows PCにブルースクリーンが発生した障害を受け「To Our Customers and Partners」と題したコメントを発表した。
冒頭で「本日の障害について、心からお詫び申し上げます。CrowdStrike 全体がこの状況の重大さと影響を理解しております」としたうえで、障害原因をWindowsホスト向けのFalconの更新に見つかった欠陥とし、同障害がサイバー攻撃に起因するものではないと否定した。
また、今回の障害はFalconプラットフォームに影響を与えず、保護にも影響はないと明言した。今後の更新情報は下記Webページで逐次提供していくという。
Support Portal(顧客用)
https://supportportal.crowdstrike.com/s/login/
CrowdStrikeブログ
https://www.crowdstrike.com/blog/statement-on-windows-sensor-update/
また「敵対者や悪意のある行為者がこのような事態を悪用しようとする」とコメントし、今回の障害発生が新たなサイバー攻撃やソーシャルエンジニアリングに悪用される可能性に注意を促している。