NTTドコモグループ 、カスタマーハラスメントに対する基本方針を策定 | ScanNetSecurity
2024.08.09(金)

NTTドコモグループ 、カスタマーハラスメントに対する基本方針を策定

 株式会社NTTドコモ、NTTコミュニケーションズ株式会社、NTTコムウェア株式会社のNTTドコモグループ3社は7月12日、「NTTドコモグループ カスタマーハラスメントに対する基本方針」の策定を発表した。

製品・サービス・業界動向

 株式会社NTTドコモ、NTTコミュニケーションズ株式会社、NTTコムウェア株式会社のNTTドコモグループ3社は7月12日、「NTTドコモグループ カスタマーハラスメントに対する基本方針」の策定を発表した。

 NTTドコモグループでは、全ての従業員・同社関連業務に従事するスタッフが心身ともに健康で安心して働くことができる職場環境を整えることが重要であるという考えのもと、カスタマーハラスメントに該当すると考えられる行為から社員を守り、今後も質の高いサービスを持続的に提供していくために「NTTドコモグループ カスタマーハラスメントに対する基本方針」を策定している。

 同方針ではカスタマーハラスメントについて、言動・要求で内容に妥当性を欠くもの、妥当であっても手段・態様が社会通念上不相当なものであり、従業員の就業環境が害されるものと定義している。対象となる行為の例は下記の通り。

・身体的、精神的な攻撃(暴行、傷害、脅迫、中傷、名誉毀損、侮辱、暴言)や威圧的言動
・土下座の要求
・拘束的な行動(不退去、長時間の電話・居座り、監禁、何度も同じ説明をさせる、要求する)
・許可なくNTTドコモグループ関連施設内に立ち入る行為
・許可なく録音、およびNTTドコモグループで働く従業員やNTTドコモグループ関連施設を撮影する行為
・差別的な言動、性的な言動
・NTTドコモグループで働く従業員個人への攻撃や要求
・NTTドコモグループで働く従業員の個人情報などのSNS/インターネットへの投稿(写真、音声、映像の公開)
・不合理または過剰なサービスの提供の要求
・正当な理由のない商品やサービス、金銭の要求、謝罪の要求

 NTTドコモグループでは、カスタマーハラスメントと判断される言動などが認められた場合、従業員を守るため毅然とした対応を行い、必要により商品・サービスの提供や顧客対応を断り、悪質なものや犯罪行為と判断した場合は、警察や弁護士など外部専門家と連携し法的措置なども含め厳正に対応するとのこと。

《ScanNetSecurity》

編集部おすすめの記事

特集

製品・サービス・業界動向 アクセスランキング

  1. IPA Channel「体験して学ぼう、脆弱性体験学習ツール『AppGoat(アップゴート)』利用の手引き」公開

    IPA Channel「体験して学ぼう、脆弱性体験学習ツール『AppGoat(アップゴート)』利用の手引き」公開

  2. GMOイエラエに IoT セキュリティのスペシャリスト林 彦博 氏 参画

    GMOイエラエに IoT セキュリティのスペシャリスト林 彦博 氏 参画

  3. 海上自衛隊システム通信隊群司令部及び保全監査隊参加 ~ 日米豪共同サイバー演習 シドニーで実施

    海上自衛隊システム通信隊群司令部及び保全監査隊参加 ~ 日米豪共同サイバー演習 シドニーで実施

  4. NRIセキュア、座学と演習「経営層向けサイバーセキュリティ研修」

  5. 突然表示された偽警告画面を閉じるには、IPA が体験サイト公開

  6. 「EDR? あるよ」~ NOC+SOC+エンドポイント監視、NetStareが目指すところ

  7. KDDI と NTT東日本、通信設備の不安全状態の早期解消目指し提携

  8. NTTグループ、厚労省マニュアルをベースにカスハラ対応方針発表

  9. CTFの覇者 市川遼が目指す「GMOイエラエの技術者が攻撃しようとするときに最初にやること全部の完全自動化」~ ネットde診断 for ASM

  10. IPA、「制御システムのセキュリティリスク分析ガイド」を3年ぶりに改訂

アクセスランキングをもっと見る

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×