Apache Tomcatにサービス運用妨害(DoS)の脆弱性 | ScanNetSecurity
2024.07.16(火)

Apache Tomcatにサービス運用妨害(DoS)の脆弱性

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は7月4日、Apache Tomcatにおけるサービス運用妨害(DoS)の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。影響を受けるシステムは以下の通り。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は7月4日、Apache Tomcatにおけるサービス運用妨害(DoS)の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。影響を受けるシステムは以下の通り。

Apache Tomcat 11.0.0-M1から11.0.0-M20まで
Apache Tomcat 10.1.0-M1から10.1.24まで
Apache Tomcat 9.0.0-M1から9.0.89まで

 Apache TomcatにはHTTP/2ストリームを処理する際にHTTPヘッダーを適切に処理しないため、アクティブなHTTP/2ストリームが誤ってカウントされ、クローズされるはずの接続がオープンされたままとなる問題(CVE-2024-34750)が存在し、サービス運用妨害(DoS)攻撃を受ける可能性がある。

 JVNでは、開発者が提供する情報をもとに下記のバージョンへアップデートするよう呼びかけている。

Apache Tomcat 11.0.0-M21およびそれ以降
Apache Tomcat 10.1.25およびそれ以降
Apache Tomcat 9.0.90およびそれ以降

《ScanNetSecurity》

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