総務省は3月5日、LINEヤフー株式会社に対し通信の秘密の保護及びサイバーセキュリティの確保の徹底を図るとともに、再発防止策等の必要な措置を講じ、実施状況を報告するよう文書による行政指導を行ったと発表した。
LINEヤフーでは、関係会社である韓国NAVER Cloud社の委託先でLINEヤフーの委託先でもある企業でのマルウェア感染を契機に、2023年9月14日にLINEヤフーのサーバの社内システムへの不正アクセスが始まり、その後NAVER Cloud社とLINEヤフーの従業者情報を扱う共通の認証基盤で管理されている旧LINE社の社内システムへネットワーク接続を許可していたことから、NAVER Cloud社のシステムを介し、10月9日にLINEヤフーのシステムに第三者からの不正アクセスが行われていた。