独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は12月12日、エレコム製無線LANルーターにおけるOSコマンドインジェクションの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。株式会社ゼロゼロワンの早川宙也氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。
WRC-X3000GSN v1.0.2
WRC-X3000GS v1.0.24およびそれ以前のバージョン
WRC-X3000GSA v1.0.24およびそれ以前のバージョン
エレコム株式会社が提供する複数の無線LANルーターには、OSコマンドインジェクションの脆弱性が存在し、細工されたリクエストを当該製品にログイン後のユーザから送信された場合、任意のコマンドを実行される可能性がある。
JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアを最新版へアップデートするよう呼びかけている。