株式会社クラフは12月4日、2023年9月1日に国際認証「B Corporation」に認証されたと発表した。
B Corporationは米国ペンシルバニアの非営利団体B Labが運営する国際的な認証制度で、「社会や環境に配慮した公益性の高い企業」に与えられ、認証に当たっては株主のみならず、従業員・顧客・取引先・地域社会・地球環境といった全てのステークホルダーに対する Benefit(便益)を重視した経営とその実践が求められる。B Corporation では、ガバナンス、従業員、コミュニティ、環境、カスタマーの5つの分野で構成される200問を超える質問への回答と各分野における説明資料の提出に加え、B Labアナリストとの面談で「企業活動がB Corporationの理念と共にあるか」が問われ、総合評価で80点以上が必要となる。
クラフは2023年9月1日に、総合評価93.8点を獲得し、国内セキュリティ企業として、宮崎県内企業として初のB Corporation認証企業となっている。今回の認証においてクラフは、数多くの人材を地方都市である宮崎県内から育成、輩出し、IT未経験でもセキュリティ企業で活躍できることを証明している点が特に高い評価を受けたとのこと。
クラフは今後、B CorporationのコミュニティであるB Hiveへの参加、自らが社会課題解決の一役を担う企業やユーザーとのコミュニケーションなどを通して、企業がより良い社会の実現に貢献する文化の熟成に取り組むとともに、クラフが取り組む地方創生、S4プロジェクトにおいて、より多くの企業や地域の人々に向けたアクションを実践し、すべてのステークホルダーを笑顔にすることを目指すとのこと。