株式会社クラフは5月18日、同社のセキュリティ・マネジメント・システム「S4」のサービス約款の改定を発表した。
同社が開発したS4は、セキュリティの社会課題を解決する仕組みを兼ね備えたセキュリティ・マネジメント・システムで、誰の手にもセキュリティがいきわたる社会をつくり、セキュリティの格差をなくすことで、安心で安全なインターネットを目指している。
今回のサービス約款の変更点では、第16条「サービスの利用停止」を追加し、一定期間にわたって本サービスを使用していない場合、利用停止することができる旨を記載している。
同社ではサービス約款を改定する理由として、「S4を利用しない無償ユーザーは、直接的にも間接的にもセキュリティの社会課題解決に貢献していないだけでなく、社会資源であるS4を浪費している状態にある」とし、「有限である社会資源としてのS4と、セキュリティの社会課題を解決する活動を維持するために、非アクティブなアカウントを利用停止する旨を、サービス約款に追記」したとのこと。