米海軍の元 IT 管理者がダークウェブで数千名分の個人データを売却したとして、5 年半の実刑判決を受けた。
マーキス・フーパーは、上等兵曹を務めていた当時、何百万件もの記録を収めたデータベースにアクセスし、5 か月の間に 9,000 名分以上の情報をオンラインで売却した。
検察によれば、フーパーと本件の共同被告であり、元海軍予備役でもある妻のナターシャ・チョークが得た総額は、16 万ドル相当のビットコインにのぼるという。
オンラインで販売されたデータは、後に犯罪者により悪用されている。ある事例では、購入したデータで運転免許証を偽造し、それを使って銀行から預金を引き出そうとした。
フーパーは最高で懲役 20 年、罰金 25 万ドルを求刑されたが、今回の判決はそれをはるかに下回るものであった。