株式会社セキュアヴェイルは10月2日、株式会社エム・クレストと業務提携し、医療機関向けにランサムウェア検知サービスを無償で提供するキャンペーンを実施すると発表した。
同サービスでは、エム・クレスト提供のリモートアクセスツール「KUROKO Connect」とセキュアヴェイル子会社の株式会社LogStareのマネージド・セキュリティ・プラットフォーム「LogStare」を活用し顧客のWindows関連のログをリモートで収集し、セキュアヴェイル提供の統合セキュリティ運用サービス「NetStare」の運用基盤を活用したランサムウェア検知に特化したログ分析を実施する。
同サービスによって、ランサムウェアに感染したPCやプログラムを発見し速やかに顧客に通知することで、ランサムウェアで暗号化される前に顧客の情報を保全することを支援する。
本キャンペーンでは、同サービスの3ヶ月間の費用を無償化し、多くの病院や医療関係施設にサービス提供することで実務環境でのPoC(概念実証)を兼ね、ランサムウェア検知の精度を高めサービス品質の向上を目指す。
同キャンペーンのユーザーは、3ヶ月の無償期間が終了際に、有償サービスに移行する事や解約も可能となっている。