サイバーリーズン合同会社と株式会社アウトソーシングテクノロジー(OSTech)は8月23日、共同で進めているセキュリティ人材育成プロジェクトの本格始動を発表した。
サイバーリーズンとOSTechでは2022年10月に、サイバーセキュリティ企業と人材サービス企業との⼈材パートナーシップ制度を公表し、セキュリティ人材不足解消に向けて、認定資格の設定、育成カリキュラムの構築を進めていた。
同カリキュラムは、OSTechで雇用したエンジニアがサイバーリーズン提供の認定資格プログラムを受講し、実際のSOC業務を通じて、 サイバー攻撃対策プラットフォーム「Cybereason」の製品知識やセキュリティ運用のノウハウを学習できるよう設計している。中級の認定資格であるCCAS(Administration Support)、CCTA(Threat Analyst)を対象資格とし、CCTAより上位の資格は、希望者の申込みにより試験を実施する。
両社では研修カリキュラムと資格認定で、2023年中には約40名、2024年には約150名、2025年には約280名(計約470名)のセキュリティ人材輩出を計画しており、現在は第一陣がカリキュラムを受講し、実務経験を積みながら資格取得を目指している。