SBT「クラウドパトロール」提供開始 設定不備やインシデント検知 | ScanNetSecurity
2024.07.03(水)

SBT「クラウドパトロール」提供開始 設定不備やインシデント検知

 SBテクノロジー株式会は8月21日、クラウド保護サービス「クラウドパトロール」を同日から提供すると発表した。

製品・サービス・業界動向
サービス概要図

 SBテクノロジー株式会は8月21日、クラウド保護サービス「クラウドパトロール」を同日から提供すると発表した。

 同サービスは、Microsoft Azure、Amazon Web Services(AWS)をはじめとするクラウド環境において、不正アクセスや情報漏えいにつながる設定不備やインシデントを検知・通知するクラウド保護サービス。Microsoft Defender for Cloud (MDfC)のアラートを基にインシデントの検知・通知を行う。60分毎に自動で定期パトロールを行い、新たなリスクを検知する度に通知する。迅速な対応が求められるアラートのみを抽出して通知するため、優先度の低いアラートに埋もれることなくリスクの早期発見が可能となる。また、意図しないポート開放などの高リスクな設定を検知した場合、自動で設定変更も可能。

 同サービスは初期費用不要で、保護対象1,000アセットまで月額5万円で提供する。なお2023年10月31日まで、無償トライアルを実施する。なお Google Cloud Platform(GCP)は、2023年内の対応を予定している。

《高橋 潤哉》

編集部おすすめの記事

特集

製品・サービス・業界動向 アクセスランキング

  1. デジタル庁「デジタル社会の実現に向けた重点計画」発表、気になるセキュリティの位置づけ

    デジタル庁「デジタル社会の実現に向けた重点計画」発表、気になるセキュリティの位置づけ

  2. 損保協会長とサイバー警察局長の対談「サイバー警察局便り」新版公開

    損保協会長とサイバー警察局長の対談「サイバー警察局便り」新版公開

  3. CTFの覇者 市川遼が目指す「GMOイエラエの技術者が攻撃しようとするときに最初にやること全部の完全自動化」~ ネットde診断 for ASM

    CTFの覇者 市川遼が目指す「GMOイエラエの技術者が攻撃しようとするときに最初にやること全部の完全自動化」~ ネットde診断 for ASM

  4. セキュリティ企業の セキュリティ企業による セキュリティ企業のための投資ファンド ~ GSX 青柳史郎が語る「日本サイバーセキュリティファンド」設立趣旨

  5. NTTデータが「CMS-CSIRT」に参画、地域金融機関の共同でのサイバーセキュリティ対策を支援

  6. 「セキュリティ・バイ・デザインの浸透を目的としたビジネス/リスクオーナー等実践研修の構築にかかる調査研究」募集

  7. Webサイト変更でもリンク切れ防止 ~ IPA、DOI(Digital Object Identifier)の運用開始

  8. 時給7,500円 ~ 総務省、非常勤サイバーセキュリティ人材募集 月2時間 霞が関勤務

  9. NCA「CSIRT人材の定義と確保」更新、一部大学などに向けたモデルDを追加

  10. マクニカネットワークスが忘れない CrowdStrike 三つのエピソード

アクセスランキングをもっと見る

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×