キヤノン株式会社とキヤノンマーケティングジャパン株式会社は8月1日、製品をネットワークに接続する際のセキュリティ対策について発表した。
多くの製品は近年、ネットワークに接続して利用することが可能となっているが、不正アクセス等のセキュリティ面のリスクが課題となっている。
セキュリティ面のリスクを最小限にするためには適切な設定および安全な環境で製品を使用することが必要で、両社では顧客が製品を安全に使用するために、セキュリティ対策・運用のポイントを「設定時
」「運用時」「廃棄時」「その他の注意事項」に分けて紹介している。
「設定時」のポイントは「初期パスワードが設定されている場合は変更する。」など12項目、「運用時」のポイントは「最新のファームウエアを利用する。」など6項目、「廃棄時」のポイントは「廃棄時には、製品内に保存した情報や設定値を削除する。」の1項目、「その他の注意事項」のポイントは「キヤノン製品をインターネットに接続する場合は、必ずルーター等を経由し接続してください。」の1項目となっている。
両社では対策のポイントとして、管理者IDの設定とパスワードの変更を呼びかけている。