Akamai Technologies, Inc.は6月8日、Neosec の買収に関する正式契約の締結を発表した。
データと行動分析に基づく API 検知および対応プラットフォームを提供する Neosec は、カリフォルニア州パロアルトとイスラエルのテルアビブを拠点とする民間企業。
Neosec の API セキュリティソリューションは、Akamai のアプリケーション及び API セキュリティポートフォリオを補完するもので、Neosec の買収で、Akamai は API 脅威に対する可視性を高め、すべての API の検知、リスクの評価、脆弱性や攻撃への対応で顧客を支援する。
買収によって統合される API ソリューションでは、API の包括的な可視化とセキュリティカバレッジを実現し、 OWASP API トップ 10 のすべての攻撃に対応する。
Neosec の共同創設者で CEO の Giora Engel 氏は「Neosec は XDR ライクな API 可視化機能を検知および対処機能と組み合わせることで、完全な調査と脅威ハンティングを可能にしています。結果的に Akamai のお客様はすべての API アクティビティを把握しやすくなり、影響を受ける前に脆弱性や脅威を特定したり、進行中の攻撃を検知したりできるようになります」と述べている。