株式会社LogStareは6月8日、AWSのログ分析・監視に特化したクラウド型のログ分析プラットフォーム「LogStare for AWS」を同日から提供すると発表した。
「LogStare」は、2001年の創業時からSOCサービスを提供し続けるLogStareの親会社である株式会社セキュアヴェイルの監修のもと、LogStareが独自開発する純国産のSaaS型ログ分析・セキュリティ運用プラットフォーム。クラウドからオンプレミスまであらゆるIT製品を対象に、企業内で発生するあらゆるログ、監視データを一元管理し、日々のネットワーク監視からインシデント発生時の原因分析、AIによる将来予測を一気通貫で実現し、顧客のシステム運用を支援する。
LogStareでは2022年に、Amazon CloudWatchのメトリクス監視、Amazon CloudWatch Logsの収集と分析の機能をリリースしており、これらのデータを元にセキュリティ運用の様々な観点に基づくレポートやアラートが可能となっていた。
今回リリースした LogStare for AWS では、このレポート・アラートのテンプレートを体系化し、AWSの管理に特化した形で再構成している。AWSの管理コンソールへの不正ログインや不正操作の監査、AWS上のサーバへの攻撃件数の把握、情報漏えいにつながる可能性のある通信の検知など、セキュリティ運用を支援するレポート・アラートを自動化する他、リソース使用状況の可視化、予測などのシステム運用に活用できるウィジェットも備えている。
分析対象はAWS CloudTrail、AWS WAF、AWS Network Firewallから選択可能で、今後も追加予定。価格は月額5万円からで、同社ではリリースを記念し、所定の条件を満たすユーザーにLogStare for AWSを1年間無償で提供するキャンペーンを実施、同社のWebサイトで応募を受け付けている。