独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は5月12日、Beekeeper Studio におけるコードインジェクションの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。株式会社Flatt Securityの森瑛司氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。
Beekeeper Studio 3.9.9 より前のバージョン
Beekeeper Studio, Inc. が提供する Beekeeper Studio には、コードインジェクションの脆弱性が存在し、遠隔の第三者に当該製品をインストールした PC 上のアプリケーションの権限で任意の JavaScript コードを実行される可能性があり、結果として任意の OS コマンドを実行することも可能となる。
JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、最新版にアップデートするよう呼びかけている。なお、当該脆弱性は、Beekeeper Studio 3.9.9 で修正されている。