株式会社東芝は2月15日、株式会社文響社と共同制作した「うんこドリル サイバーセキュリティ supported by TOSHIBA」を同社Webサイトで公開したと発表した。
文響社が2017年3月から刊行している「うんこドリル」は、子どもたちが口にするだけで無条件でテンションが上がる魔法の言葉「うんこ」をキーワードに学びのハードルを下げ、楽しみながら学べる学習ドリルで、2020年から様々な企業や行政機関、自治体などとタイアップした多様なテーマの啓発ドリルや冊子、Webアプリ、動画などを展開している。
「うんこドリル サイバーセキュリティ supported by TOSHIBA」は、身近に迫るサイバー攻撃とそれを守るサイバーセキュリティの世界を、子どもたちに自分事化してもらえるよう身近なテーマを採用し、うんこ先生による特別授業としてサイバーセキュリティの必要性の理解を深めるとともに、サイバー攻撃から社会を守る「正義のハッカー(ホワイトハッカー)」を紹介し、セキュリティ業界の役割と重要性を訴求する。
株式会社東芝は本誌の取材にこたえ「当初は、発電所や工場など、生活の基盤となる社会インフラが実際にサイバー攻撃に遭うストーリーも検討していたが、うんこ先生による特別授業という形でリテラシー教育の内容としました。本編で盛り込み切れなかった内容は最後のページで『正義のハッカーたちがいなかったら、起こるかもしれない6つのこと』として分かりやすくまとめています。将来、正義のハッカーを目指す子どもたちが増えてくれたら嬉しい」とコメントを寄せた。
本ドリルは、同社Webサイトで2024年2月14日までを公開するとともに、冊子化し各地の公立小学校に寄贈予定。