株式会社セキュアヴェイルは2月3日、ソニックウォール・ジャパン株式会社と連携し、統合セキュリティ運用サービス「NetStare」が提供するSonicWall UTMの運用・監視サービスへの新サービスの追加を発表した。
セキュアヴェイルが創業から20年にわたり提供する「NetStare」は、SOC(Security Operation Center)とNOC (Network Operation Center)を融合させた24時間365日体制の統合セキュリティ運用サービスで、ユーザー企業のネットワーク機器を常時1.1万台以上監視し、 1日25億件の膨大なログを収集、 ネットワーク障害やサイバー攻撃などをいち早く発見するとともに、インシデント発生時の原因調査と復旧を支援する。
NetStareは2022年7月に、ソニックウォール・ジャパンの支援のもとSonicWall次世代ファイアウォールGen7 UTM「TZシリーズ」「NSaシリーズ」の運用・監視サービスをリリース、さらに2022年12月には、従来の稼働状況やセキュリティ機能の監視に加え、脆弱性管理やOSのバージョンアップ作業、専門のエンジニアによる24時間365日のヘルプデスクを提供するなど、サービス内容を拡張していた。
今回、新サービスとして追加されたセキュリティログ分析では、SonicWall UTMのログを定期的にSOCが解析し、不審な通信や攻撃の予兆、情報漏えいの可能性などを早期発見し、アラートとレポートを通じてインシデント発生前に対策を講じることが可能となる。特に危険度が高い不正アクセスを検知した場合には、24時間365日、2時間以内を目標に調査結果の報告から適切なセキュリティ設定の実装までを行う。
さらに同サービスでは、SSL-VPNアプライアンス「SonicWall SMAシリーズ」の運用・監視にも対応、SonicWall UTMとSMAの併用でシームレスな防御を実現している環境をSOCで監視することで、アプライアンスの持つ防御機能を最大化し、様々な脆弱性ポイントから組織のネットワークを保護する。