Hardening Project(ハードニングプロジェクト)は10月7日、同プロジェクトが主催するセキュリティ堅牢化競技会「ハードニング競技会」が、2022年度グッドデザイン賞を受賞したと発表した。
同プロジェクトでは2012年から、技術者と非技術者のためにサイバー攻撃から「衛る」チカラを顕彰する「ハードニング競技会」をデザインし開催している。
「ハードニング競技会」では「8時間にわたる熾烈なサイバー攻撃に対応し、ビジネスを死守する」体験と、共有によって構成され、最新の攻撃リスクと、昨今のビジネスモデルを盛り込んで発展している。
「2022年度グッドデザイン賞」を主催する公益財団法人日本デザイン振興会の審査委員は「ハードニング競技会では、技術とビジネスの両側面でセキュリティ対策を行う実践的な想定にしたことで、複合的なチーム編成でマネジメントも必要とした擬似体験ができる仕組みであること、競技形式にしたことで参加者の高い結束力とモチベーションを形成したこと、作業の振り返りによる情報共有など一連のスキームが充実している点が良い。」と評価している。