日本電気株式会社(NEC)は9月9日、ネットワーク機器の真正性を確保し脅威を可視化する「NECサプライチェーンセキュリティマネジメント for ネットワーク」を製品化し、同日から販売開始すると発表した。
「NECサプライチェーンセキュリティマネジメント for ネットワーク」は、機器の出荷時に加え、ネットワークシステムの構築時及び運用時の真正性を管理、証跡情報だけでなく、運用時にネットワーク機器メーカーから提供される脆弱性情報やログイン情報、設定変更などのセキュリティ関連情報を漏れなく収集・分析し管理者に提示することで、機器に生じるリスクを可視化し、一元管理を可能とする。
第1弾は、NECから提供するシスコシステムズ合同会社のネットワーク機器を管理対象とし、対象機器を順次拡大していく予定。またソフトウェア版に加え、SaaS版を2023年度に発売予定。
「NECサプライチェーンセキュリティマネジメント for ネットワーク」のソフトウェア版は年額70万円からで、9月16日から出荷となる。