クラウドストライク株式会社は8月17日、業界初となる人工知能(AI)を活用したIoA(Indicator of Attack:攻撃の痕跡)機能をCrowdStrike Falconプラットフォームに導入すると発表した。世界と日本で同時に提供する。
IoAでは、攻撃に使用されるマルウェアやエクスプロイトに関係なく、実際の攻撃者の振る舞いに基づいて侵害を阻止、さらにCrowdStrikeでは強力なAI技術を活用し、マシンがもたらすスピードと規模を実現する新しいIoAを構築する。
IoA機能は、CrowdStrike Security Cloudを活用し、ひそかに発生するクラウド侵害に対する可視性を強化し、ファイルレス攻撃からの大規模な保護を実現する。同機能はCrowdStrike Falconプラットフォームで提供し、組織は脅威の検知と対応のライフサイクルをスピードと規模、精度の面で最適化できる。
CrowdStrikeの最高製品責任者兼最高エンジニアリング責任者であるアモル・クルカルニ(Amol Kulkarni)氏は「この機能は、組織がCrowdStrike Security Cloudの力を活用して、マシンがもたらすスピードと規模で攻撃者の振る舞いを調査し、実現できる最も効果的な手法で侵害を阻止することを可能にします」と述べている。