バルテス株式会社は8月2日、「Internet Explorer 11 サポート終了に関するアンケート調査」の結果を発表した。
同調査は、同社の運営する品質向上プラットフォーム「Qbook」で2022年6月28日から7月15日に実施、440名の回答があった。
調査結果によると、現在の業務の中で「IEを使用している」と回答したのが12%、「EdgeのIEモードを使用」が35%となり、回答者の4割以上がIEサポート終了後もIE(EdgeのIEモード)を使用していることが判明した。
IEあるいはEdgeのIEモードを使用する理由について尋ねたところ、「社内の業務システム上利用せざるを得ない」が65%で最多となり、次いで「顧客対応で必要」が17%であった。「自分が使い慣れている」、「社内でIEを使うよう決められている」といった回答も一定数見受けられた。その他の回答としては、一部のSaaSアプリでIEが指定されている、市販ソフトウェアでIE前提のものがある、などがあった。
EdgeのIEモードの利用者に、IEと比べ挙動などに差異や問題があるか尋ねたところ、19%が「差異や問題がある」と回答した。差違については「読み込みスピードが違う」、「画面レイアウトの崩れ」、「いくつかの基幹業務システムが動作しない」、「30日毎にInternet Explorerモードページの設定が必要とされる」等が挙げられている。