株式会社クリィは6月27日、USBメモリなどへの個人情報データの持ち出しや漏えいを管理する個人情報保護システムの企業導入キャンペーンを7月からスタートすると発表した。
同社が開発し特許を取得している高セキュリティシステム「KEEゼロトラスト暗号」では、個人情報やユーザーデータなどの機密データ全てを暗号化し、その復号鍵を、特権管理者もアクセスできないように暗号化し、データの所有者と共有権限のあるユーザーだけが取り出せるようにすることで、第三者からのハッキングにとどまらず、サービス提供者でも元のデータを復元・閲覧できないようにするセキュリティシステム。
「KEEゼロトラスト暗号」が、個人情報や機密データに対しUSBメモリやハードディスクなど外部機器へのコピーを管理することでサイバー攻撃のリスクを回避する。
「KEEゼロトラスト暗号」を採用する同社の「クリィ電子契約」では、利用する顧客と合意書類の関係者である相手のみしか「クリィ電子契約」上の書類データを閲覧できず、内部からの情報漏えいを防止する。
企業導入キャンペーンは2022年7月の開始予定で、具体的な開始時期や詳細は後日発表予定。