NEC、アウェアネストレーニングで人の脆弱性に対応

　日本電気株式会社（NEC）は6月24日、人を対象としたサイバー攻撃への対応力を強化する「セキュリティアウェアネストレーニングサービス」の提供を発表した。

　同サービスでは、セキュリティ意識向上トレーニングとフィッシングシミュレーション・分析を組み合わせた統合型プラットフォーム「KnowBe4」を活用し、同社の運用ノウハウをもとに、顧客の組織内で効率的に教育、訓練を行うための環境構築・運用支援までをトータルで提供する。

　同サービスでは、繰り返し実施できるメール訓練と教育コンテンツで、組織内のセキュリティアウェアネス（セキュリティ意識）を向上させ、詐欺メールをはじめとするセキュリティリスクへの対応力を強化する。多言語対応した教育コンテンツを海外拠点や関連会社も含め展開することで、グローバル全体でのガバナンス強化やサプライチェーンリスク低減が可能となる。

　また同サービスで、セキュリティ教育の効果を訓練結果から分析し可視化することで、組織内の部門や個人単位でリスクも把握でき、追加でメール訓練を行うなど効率的な運用ができる。