ビジョナル・インキュベーション株式会社は5月18日、同社が運営する脆弱性管理クラウド「yamory」にて、緊急脆弱性を速報通知する機能を同日から開始すると発表した。
同社が運営する「yamory」は、ITシステムの脆弱性を自動で検知し、管理・対策するクラウドサービス。独自で構築した脆弱性データベースを使い、危険度のレベルを算出し、対応の優先度を自動で判断するオートトリアージ機能(特許取得済み)を搭載している。
今回追加となるyamoryの速報通知機能では、ゼロデイ脆弱性のような公式に公開されていない脆弱性についても、セキュリティアナリストがリサーチした情報を速報通知することで注意喚起を促し、状況が深刻化する前に対策することが可能となる。
また新機能では、自社のITシステムで利用するソフトウェアに影響のある緊急性の高い脆弱性を通知することで、対策の方針を迅速に定めた上で、即座に実行に移すことが可能となる。