さくら情報システム株式会社は3月30日、サイバー攻撃に備えグループ会社などのセキュリティ対策状況をまとめて診断する「まとめてセキュリティ診断forグループ会社」の提供を同日から開始すると発表した。
グループ会社では、1箇所でもセキュリティ対策に不備があれば、グループ全体に被害が及ぶ可能性があり、国内外のグループ会社全体でセキュリティ対策を実施する必要があるが、これを受け、さくら情報システムではグループ会社向けに包括的なセキュリティ診断を行う「まとめてセキュリティ診断forグループ会社」を提供する。
「まとめてセキュリティ診断forグループ会社」は、次の3つの診断から構成される。
1. 現状のセキュリティ対策状況を診断
情報処理推進機構(IPA)の情報セキュリティ自社診断を利用した、グループ会社の診断結果のレポート作成支援
2. ホームページ脆弱性診断「AI診断」
AIを用いたグループ会社のWebサイトの脆弱性診断を、短期間で2,000画面まで定額実施(1FQDN単位)
3. グローバルアドレス・スキャン
グループ会社の保有するサーバーやネットワーク機器に割り振られたグローバルIPアドレスに対する「不必要なオープンポートの残存」「既知の脆弱性」「各種サーバー構成、設定不備」などの脆弱性診断