株式会社LogStareは3月8日、「Microsoft 365」のログ収集と分析に特化したクラウドサービス「LogStare M365」を同日リリースすると発表した。
「LogStare」シリーズは、LogStareの親会社である株式会社セキュアヴェイルから2020年8月にLogStareが開発を引き継ぎ、常時1.1万台のセキュリティデバイスを監視し、1日25億件のログを収集・分析するセキュアヴェイルのセキュリティ運用ノウハウを設計に反映した純国産のセキュリティ運用プラットフォーム。日々のシステム監視業務からインデト発生時の原因調査、AIによる障害予測まで一気通貫で実現し、セキュリティ運用に係る時間やコスト、人的負荷を総合的に低減する。
今回リリースした「LogStare M365」は、Microsoft 365のログ収集と分析に特化したクラウドサービスで、「見えるMicrosoft 365」をコンセプトに、SharePointやTeamsなどのクラウドアプリケーションの操作ログやOneDriveの使用状況などを、導入作業不要で分析し、レポートする。
LogStare M365では、チームや外部への誤った情報共有を発見する「安心」視点、操作や設定ミスによる情報サーチの手間を削減する「効率」視点、アプリやメール、チャットの使用状況をユーザーや時間を軸に分析する「働き方」視点の3つの視点でレポートやアラートの機能を提供する。
50種類以上のレポートテンプレートを搭載し、システムに不慣れな総務・人事部門や管理職層でも、メールや共有ドライブのセキュリティリスクの分析や、ユーザーの操作内容や利用実態の把握が可能となる。
価格はMicrosoft 365のユーザー数に応じ、1ユーザーあたり月額200円から提供する。