株式会社セキュアブレインは3月2日、ブラウザ上でのJavaScriptの改ざんをリアルタイムに検知し、Webアプリケーションをネット犯罪から守る技術「SecureBrain WTD(Web Tamper Detector)」を開発し、特許を取得したと発表した。
SecureBrain WTDは、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)による委託研究「Web媒介型攻撃対策技術の実用化に向けた研究開発」の研究成果の一部。SecureBrain WTDでは、改ざんを試みるアクセスを精度よく迅速に検知でき、新たな攻撃に対してもサービス利用者の保護が可能となる。
同社は、SecureBrain WTDを自社開発製品である不正送金対策ソリューション「PhishWall」や不正予兆検知サービス「SecureBrain Scam Radar BD」、Web改ざん対策「GRED Web改ざんチェック Cloud」、Webサイト自動脆弱性診断サービス「GRED Webセキュリティ診断 Cloud」、Webスキミング対策サービスなどに広く用い、Webサービス事業者に高品質なセキュリティ技術を提供していく。