株式会社リチェルカセキュリティは2021年12月28日、国産ファジングフレームワーク「fuzzuf」バージョン0.1.0をGitHub上でオープンソースソフトウェア(OSS)として公開した。
fuzzufは、多種多様なファジングアルゴリズムを統合されたインターフェイスで扱えるフレームワークで、既存のファジングアルゴリズムを組み替え、新たなアルゴリズムを作り出せるドメイン固有言語「HierarFlow」を備えている。
fuzzufでは、マルチプラットフォームに対応可能なAFL、VUzzer、libFuzzerを含む複数のファザーが実装され、ユーザーによるさらなる拡張も可能。
ファジングによる脆弱性検出に関心のある研究者・開発者に向けたバージョン0.1.0では、ファジングアルゴリズムの実装コストを低下させ、再利用性を向上させる機能を含んでいる。