株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)は12月20日、セキュリティスペシャリストを育成する事業として同社独自の教育プログラム「IIJセキュリティ教習所」の開設を発表した。
IIJセキュリティ教習所では、企業の情報システム部門のセキュリティ担当者やCSIRT部門担当者を対象に、IIJセキュリティオペレーションセンター(SOC)でのインシデント対応やサービス運用で得られた知見をベースに、基礎から応用知識までを体系的に学べる教育プログラムで、実践をふまえた演習により、実際にインシデントが発生した際にセキュリティスペシャリストとして適切な判断・対処が行える人材を育成する。
IIJセキュリティ教習所は2022年1月から、第1弾として情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)の特定講習として経済産業省令で定められた「インシデントハンドリング実践コース」を開始、2022年3月からは「攻撃技術理解・防御 APT対策基礎コース(仮称)」を開設予定で、以降も順次プログラムを拡充する。「インシデントハンドリング実践コース」は、4名から開催で1人80,000円(税込)、「攻撃技術理解・防御 APT対策基礎コース(仮称)」は4名から開催で価格は未定。