株式会社ソースポッドは12月13日、自組織固有ドメインのメールアドレスを付与された全国の会社員・役員・公務員を対象に実施した「コロナ禍以降のアカウント情報管理に関する意識調査」の結果を発表した。
同調査は2020年以降から現在における「コロナ禍」で、クラウドサービスのアカウント(ID・パスワード)が、業務利用・個人利用の場面でどのように利用されているか、インターネット上のアンケートで全国500名の会社員・役員・公務員を対象に調査したもの。
同調査では、2020年のコロナ禍以降に業務利用目的で新規または追加でクラウドサービスを登録したか尋ねたところ、30%が「はい」と回答、その内、新規・追加登録したクラウドサービスの数は1~3つであると90%が回答している。
引き続き「コロナ禍以降に新規または追加登録したクラウドサービスがある」と回答した者を対象に、業務利用で登録したクラウドサービスのアカウントIDについて尋ねたところ、メールアドレスを利用したのは80%となり、パスワードについても既存で使用していた1つ、もしくは複数のパスワードを流用したと回答したのは合計75%にのぼった。
「既存で利用していたパスワードを流用し登録した」と回答した者を対象に、流用した理由を尋ねたところ、「覚えやすいから」が60%以上となり、「新しいID・パスワードが思いつかなかったから」が28.6%、「上司・会社組織等の指示」が25.9%と続いた。