株式会社イエラエセキュリティは12月7日、同社オフェンシブセキュリティ部所属のエンジニア馬場将次氏が報告した脆弱性がJVNに公開されたと発表した。
同氏が報告したのは、ヤマハ製のルーターにおけるクロスサイトスクリプトインクルージョン(CVE-2021-20843)、HTTPレスポンスヘッダインジェクション(CVE-2021-20844)の脆弱性について。
想定される影響としては、当該製品のWeb GUIにログインした状態のユーザーが攻撃者の作成した罠ページにアクセスすることで、製品の設定情報が変更される(CVE-2021-20843、CVE-2021-20844)、機微な情報を窃取される(CVE-2021-20844)可能性がある。
JVNは対策バージョンの適用を呼びかけている。