メール誤送信対策ソフトウェア「WISE Alert」が脱PPAPとして新たにBox対応 | ScanNetSecurity
2024.03.19(火)

メール誤送信対策ソフトウェア「WISE Alert」が脱PPAPとして新たにBox対応

株式会社エアーは12月1日、同社が開発・販売するクライアント型メール誤送信対策ソフトウェア「WISE Alert」の新バージョンを発表した。

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 株式会社エアーは12月1日、同社が開発・販売するクライアント型メール誤送信対策ソフトウェア「WISE Alert」の新バージョンを発表した。

 WISE Alertは、送信時に表示されるポップアップ画面で差出人、宛先、添付ファイルなどの情報を確認できる、メールの誤送信防止のOutlookアドイン。誤送信防止に加え、フィッシングメールやビジネスメール詐欺などの対策として受信Alert機能も搭載している。

 同社のWISE Alertでは、以前からOneDriveでのファイル共有機能を提供していたが、新バージョンの3.8では脱PPAPとしての機能拡充を図り、ファイルの共有先として新たにBoxにも対応したバージョン3.8を提供する。

 WISE AlertとBoxの連携で、ファイルを添付してメール送信する時と変わらない手順でファイル共有が実現でき、共有先リンクへのアクセス制限やリンクの有効期限などBox側の設定もWISE Alertの画面上で可能なため、ユーザビリティを損なわずにBoxが持つセキュリティ機能を利用できる。

 さらに、従来からWISE Alertが持つ、送信前の添付ファイル確認機能や一定時間送信を保留する機能を併用することでファイルの添付間違いなどの誤送信防止にも効果を発揮する。他にもWISE Alertのバージョン3.8では、管理者側でのBcc一括変換や送信メールへの定型メッセージ追加、フェイクアドレスのログ出力など、企業内で統一した運用と管理を行うための機能を拡充している。

 年間利用料は5~50ユーザーで、エンタープライズ版が1ライセンスあたり1,560円、スタンダード版が1ライセンスあたり1,400円。
《高橋 潤哉》

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