独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月18日、128 Technology Session Smart Router における認証不備の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。株式会社イエラエセキュリティの片岡玄太氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。128 Technology Session Smart Router 4.4 から 5.0.1 まで 128 Technology が提供する 128 Technology Session Smart Router には、認証不備の脆弱性が存在し、遠隔の第三者によって認証を回避され root 権限で任意の OS コマンドを実行される可能性がある。 128 Technologyは、128T SSR 4.4 系はサポートが終了しているため、4 系の利用を継続する場合は、4.5.11 へアップグレードを、また、128T SSR 5.0.0 または 5.0.1 を使用している場合は、5.1.6 以上にアップグレードをするよう呼びかけている。