独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は9月28日、スマートフォンアプリ「InBody」における情報漏えいの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。三井物産セキュアディレクション株式会社の一ノ瀬太樹氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。iOS アプリ「InBody」バージョン 2.3.30 より前のバージョンAndroid アプリ「InBody」バージョン 2.2.90(510) より前のバージョン 株式会社インボディ・ジャパンが提供するスマートフォンアプリ「InBody」には、同社が製造販売する家庭用体組成計 InBody Dial と連動し測定結果をアプリに転送する際に、特定の条件下において情報漏えいが発生する脆弱性が存在し、当該アプリで InBody Dial に接続可能な第三者により測定された情報を取得される可能性がある。 JVNでは開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートするよう呼びかけている。