オリンパスのEMEA地域のITシステムへの不正アクセス、マルウェアが原因と確認 | ScanNetSecurity
2024.07.27(土)

オリンパスのEMEA地域のITシステムへの不正アクセス、マルウェアが原因と確認

オリンパス株式会社は9月14日、9月11日に公表した同社一部地域のITシステムへの不正アクセスについて、対応状況と業務の復旧を発表した。

インシデント・事故
トップページ
  • トップページ
  • リリース(当社一部地域のITシステムに対する不正アクセスへの対応状況と業務の復旧について)
 オリンパス株式会社は9月14日、9月11日に公表した同社一部地域のITシステムへの不正アクセスについて、対応状況と業務の復旧を発表した。

 同社では9月8日に、同社のヨーロッパ、中東、アフリカ地域(EMEA)における一部地域のITサーバへの不正アクセスを検出していたが、これはEMEA地域における販売、製造ネットワークの一部に影響を及ぼすマルウェアが原因と確認、該当地域でのデータ通信を遮断し、関連する取引先や関係当局に通知を行った。

 同社によると、同社の業務は通常通りに復旧しており、顧客や患者への医療機器やサービスの供給は確保されているという。また、同社データの損失や不正使用ならびに漏えいの痕跡は検出されていない。

 同社では今後、ITセキュリティを強化するための対策を講じるとのこと。
《ScanNetSecurity》

編集部おすすめの記事

特集

インシデント・事故 アクセスランキング

  1. ベルシステム24 のベトナム子会社に不正アクセス、コールセンター受託業務での顧客情報漏えいの可能性

    ベルシステム24 のベトナム子会社に不正アクセス、コールセンター受託業務での顧客情報漏えいの可能性

  2. 富士通の複数の業務パソコンに高度な手法で攻撃を行うマルウェア、複製指示のコマンドを実行し拡大

    富士通の複数の業務パソコンに高度な手法で攻撃を行うマルウェア、複製指示のコマンドを実行し拡大

  3. 東京海上日動火災保険 提携先の税理士法人にランサムウェア攻撃

    東京海上日動火災保険 提携先の税理士法人にランサムウェア攻撃

  4. イセトーへのランサムウェア攻撃で伊予銀行の顧客情報が漏えい

  5. 東京ガスエンジニアリングソリューションズのネットワークに不正アクセス、約 416 万人分の個人情報が流出した可能性

  6. NTTPCのクラウド「WebARENA CLOUD9」5月8日から障害継続中(NTTPC)

  7. マイクロソフト、CrowdStrikeに起因する障害への支援について発表

  8. 急激な CPU 負荷増大で発覚 ~ 岩水開発のサーバがクリプトマイニング型のマルウェア XMRig に感染

  9. 印刷会社アイカのサーバに不正アクセス

  10. 損保ジャパンからの出向者が関与か ~ トータル保険サービス顧客の契約情報漏えい

アクセスランキングをもっと見る

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×