Deep Instinct「2021年上半期 脅威レポート」公開、マルウェアは2019年と比較し800%増加 | ScanNetSecurity
2024.04.28(日)

Deep Instinct「2021年上半期 脅威レポート」公開、マルウェアは2019年と比較し800%増加

ディープインスティンクト株式会社は9月7日、「2021年上半期 脅威情勢レポート」を公開した。

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 ディープインスティンクト株式会社は9月7日、「2021年上半期 脅威情勢レポート」を公開した。米Deep Instinct社の脅威研究チームが、2021年1月から6か月間の脅威リポジトリからマルウェアを分析、種類別の検出値推移や今後、注視すべきランサムウェアとその特徴を明らかにしている。

 9月7日にオンラインで開かれた記者向けのブリーフィングで米Deep Instinct社バイスプレジデントAPJ事業開発担当の乙部幸一朗氏によれば、年次ではなく半期単位でレポートを出したのは同社としてはじめてのことだという。

 本レポートでは、2021年上半期におけるマルウェアの活動特徴として次の6点を挙げ解説している。

・ランサムウェアは2019年同期比で800%もの増加
 ランサムウェアの検出件数は、2019年1月~6月期と比較して800%も大幅に増加、2021年前半だけでもランサムウェアは244%増加している

・ランサムウェアは依然としてSTOPが過半数を占める
 PDFやMicrosoft Officeドキュメント、データベース、写真、音楽、動画に狙いを定め最初の5MBだけを暗号化するSTOP(亜種名Djvu)が検出数トップ5の合計値のうち、過半数を超える66.3%を占める。
《高橋 潤哉》

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