三井物産セキュアディレクション株式会社(MBSD)は6月2日、コンテンツデリバリーネットワーク(CDN)、セキュリティサービスを提供する米国Cloudflare社と業務提携し、「Cloudflare WAF(Web Application Firewall)」のマネージドセキュリティサービスの開始を発表した。 「Cloudflare WAFマネージドセキュリティサービス」では、MBSD-SOCのセキュリティアナリストが24時間365日顧客の利用環境を監視し、継続的・安定的にCDNを利用できるよう保護、顧客の様々な利用環境を考慮した上で真のインシデントを迅速に把握し対応する。 本サービスでは、Cloudflare WAFが検知したアラートをそのまま顧客に報告するのではなく、顧客環境と照らし合わせることや、アラートのパケットペイロードを解析し、実際の影響の有無を判定したうえで誤検知を排除し、顧客にとって危険なインシデントのみ通知する。また、MBSDのセキュリティアナリストが長年培った実績と経験をもとに、Cloudflare WAFのシグネチャーのチューニングを行うことで検知・防御の精度をより高め、Cloudflare WAFの機能を最大限に発揮させる。 同サービスは、初期監視設定費用20万円から、監視月額15万円からの提供となる。