そのダッシュボードは、Web アプリケーションファイアウォール(WAF)が「All Accept」と設定されていることを示していました。すなわち、その会社が公開している Web アプリケーションに、どんな悪意のあるパケットを投げても、すべてノーチェックで通してしまう設定だったということです。しかも恐らくその設定は、購入して設置されたときから変わらない可能性が高い。
IT 投資の多くは、導入までがハイライトです。機器なりクラウドサービスなりを導入して、ユーザー訓練を施してしまえば、後は、定期的なライセンス更新や、たまにバージョンアップや障害に対応するだけです。しかしセキュリティ投資は全く事情が異なります。サイバー攻撃への対処とその運用というハイライトが、終わることなく続くからです。その運用をすべて引き受け、必要なものだけを定期報告あるいはアラート発報し、専門家の立場からときにアドバイスを行うのが、私たち LogStare をはじめセキュアヴェイルグループです。