台湾のQNAP Systems, Inc.は4月22日、2種類のランサムウェア(QlockerとeCh0raix)がQNAP NASをターゲットにユーザーのデータを身代金として暗号化しているとの声明を発表した。同社では、すべてのユーザーに最新バージョンのMalware Removerをインストールし、QNAP NASでのMalwareスキャン実行を強く推奨するとともに、ランサムウェア攻撃からQNAP NASを保護するために、Multimedia Console、Media Streaming Add-on、およびHBS(Hybrid Backup Sync)アプリを最新バージョンに更新するよう呼びかけている。同社ではランサムウェア攻撃に対処するために、QTSやQuTShero用のMalware Removerの最新版をリリース、ユーザーデータが暗号化された、あるいは暗号化が進行している場合は、NASをシャットダウンせずに、最新のMalware Removerでマルウェアスキャンを実行するとともに、QNAPテクニカルサポートに連絡するよう呼びかけている。また同社では感染していないユーザーに対し、予防措置として最新のMalware Removerをインストールしマルウェアスキャンを実行するとともに、パスワードをより強力なものに変更し、Multimedia Console、Media Streaming Add-on、およびHBS(Hybrid Backup Sync)を最新バージョンに更新し、さらにNASの操作用画面で使用するネットワークポートをデフォルトの8080から変更することをお勧めしている。同社では現在、感染したデバイスからマルウェアを削除するソリューションの開発に緊急に取り組んでいる。