ワンビ株式会社とネットアップ合同会社は2月25日、総務省が定めるコンピュータ・ストレージのデータ消去ガイドラインに沿ったデータ消去機能と、ADEC( Association of Data Erase Certification:データ適正消去実行証明協議会)が認証する消去証明書の発行機能を備えたソリューションを3月1日から提供開始すると発表した。両社が今回提供するデータ消去証明ソリューションでは、ADECの「消去技術認証」を取得したネットアップ提供のストレージ管理ソフトウェア「NetApp ONTAP」と、ワンビが提供する「OneBe Storage LCM」が連携、「NetApp ONTAP」の消去プログラムの実行履歴を「OneBe Storage LCM」サーバにアップロードすることで、消去の実行結果とドライブ情報をADECの認証局に送信し、データ消去実行証明書が発行される。公共団体では、データ消去ガイドラインに沿った証明書の保持が強く推奨されており、現在市場ではADEC認証を持つ本ソリューションのみが対応しているという。本ソリューションは、2月25日からネットアップが開催するオンラインイベント「NetApp INSIGHT Japan」にて、ワンビのセミナーでも紹介予定。