NRIセキュアテクノロジーズ株式会社は2月24日、クラウド型のID管理・認証基盤ソリューション「Okta Identity Cloud」のライセンス販売と導入支援サービスの提供を、同日から開始すると発表した。「Okta Identity Cloud」は、米Okta, Inc.が開発・提供し、Okta Japan株式会社がリセラーを通じて国内で販売・サポートするクラウド型のID管理・認証基盤ソリューション。クラウドサービスやアプリケーションとの連携を想定し設計・開発されており、現在6,500以上の事前統合済みテンプレートが登録されていおり、複数のサービスに1つのIDでログインを行う「シングルサインオン」を利用中のサービスに簡単に実装でき、導入完了までの時間の短縮が可能となる。また「ライフサイクル管理機能」の利用で、「Okta Identity Cloud」上で変更されたユーザ情報が、連携先のサービスにも自動的に反映、社員の入退社や異動でユーザ情報に変更が生じても、システム管理者が各サービスに個別にユーザの追加や削除を行う必要がなくなる。同社が「Okta Identity Cloud」に関連して提供するサービスの主なメニューは、以下の通り。・EIAM要件検討支援コンサルティングサービスID管理・認証認可を専門とするスタッフが、導入企業が行うEIAM(企業におけるID・アクセス管理)の構想策定やシステム化計画を支援し、従業員の職責や所属に応じて適切なアクセス権限の付与やID管理を行うためのコンサルティングサービス。・Okta導入支援サービス「Okta Identity Cloud」を有効に使用可能か確認するためのPoC(概念実証)や、その後の本格導入を支援するサービス。今後、同社で提供する「セキュリティログ監視サービス(NeoSOC)」に、「Okta Identity Cloud」のリアルタイム監視が対応予定。