株式会社エーアイセキュリティラボは11月30日、クラウド型Webアプリケーション脆弱性診断ツール「AeyeScan」に手動による巡回範囲の追加・補完する機能を追加すると発表した。本機能は2021年1月7日から提供開始する。「AeyeScan」は同社が10月から提供開始したクラウド型Webアプリケーション脆弱性診断ツールで、ブラウザで「AeyeScan」にアクセスし、診断対象となるサイトのFQDNを登録するだけで診断可能となる。今回追加となる手動巡回機能では、診断対象に独自プラグインをインストールしたブラウザでアクセスすることで手動による正常遷移の追加・補完を可能とする機能。自動巡回の弱点である診断対象の特定・限定を実現し、柔軟な診断の実施が可能となる。ブラウザで記録した操作内容をインポートするだけで設定が完了、入力値の重複チェック回避等、診断における特殊な状況を再現する設定についてもチェックボックス選択のみで行える。独自プラグインのメール連携機能を利用することで、Webアプリケーションから送信されたメールを自動受信し、メールに含まれるURLを巡回しスキャンすることも可能となる。