グローバルセキュリティエキスパート株式会社(GSX)は10月16日、沖縄で事業展開する株式会社セキュアイノベーションの第三者割当増資を引受けることで資本業務提携をしたと発表した。GSXでは1997年から、脆弱性診断サービス(タイガーチームサービス)を提供しているが、同様にセキュアイノベーション社でもWebアプリケーション及びITプラットフォーム、IoT機器等の脆弱性を調査する「セキュリティ診断事業」を展開、両社では脆弱性トレンドをはじめ外部脅威状況の蓄積されたデータや診断ノウハウなどを数多く保有している。GSXとセキュアイノベーションの資本業務提携で両社の連携をより強固にすることで、安定的な人材リソース(脆弱性診断員)を確保し、コロナ禍によるEC市場の拡大に伴う脆弱性診断需要の増加に対応する。GSXとセキュアイノベーションは既に、沖縄において脆弱性診断員養成カリキュラム(内製化支援)を着手しており、沖縄のセキュリティ人材育成と雇用を創出し、沖縄の脆弱性診断需要に応えるだけでなく、日本全国からの脆弱性診断需要に応えられるエコシステムを形成し、地方創生への貢献を目指す。