独立行政法人情報処理推進機構(IPA)セキュリティセンターは8月3日、「夏休みにおける情報セキュリティに関する注意喚起」を発表した。長期休暇の時期は、「システム管理者が長期間不在になる」「友人や家族と旅行に出かける」等、日常とは異なる環境になりがちになる。最近では新型コロナウイルス感染症(COVID-19)防止のための外出自粛の影響で、家でパソコン等を利用する時間が長くなり、ウイルス感染やネット詐欺被害のリスクが高まることも考えられ、このような事態を避けるため、「組織のシステム管理者」「組織の利用者」「家庭の利用者」のそれぞれの対象者が取るべき対策をまとめている。また、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、社員等を出社させずに事業継続を図る動きが急速に進む中、テレワーク勤務者に向けたセキュリティ上の注意事項についての対策もまとめている。