NTTテクノクロス株式会社は6月22日、政府情報システムのためのクラウドサービスのセキュリティ評価制度「ISMAP(イスマップ)」の登録支援コンサルティングを7月1日より開始すると発表した。ISMAPは、政府が求めるセキュリティ要求を満たしているクラウドサービスをあらかじめ評価・登録することで、セキュリティ水準の確保を目指す新たな評価制度。ISMAPは、2020年12月~2021年1月頃に制度の利用が開始(ISMAPクラウドサービスリスト公開)され、その前に登録申請・登録審査が開始される予定。ISMAPは、政府にクラウドサービスを導入する企業を対象に登録が求められるほか、要求されるセキュリティ基準を満たしている証にもなるため、今後はどの企業においてもクラウドサービスを選定・利用する際の評価基準のひとつになり、やがて新しいマーケットとなることが想定される。NTTテクノクロスは登録支援コンサルティングをISMAPの運用開始に先駆けて提供。クラウドセキュリティの知見が必要となるリスクアセスメント実施・監査調書作成支援から、外部監査の対応支援、登録申請書作成の支援までをサポートする。価格は要問い合わせ。