独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月30日、LCDS(Leao Consultoria e Desenvolvimento de Sistemas LTDA ME) が提供する制御システム向け製品「LAquis SCADA」に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3による最大Base Scoreは6.5。「LAquis SCADA Versions 4.3.1 およびそれ以前」には、情報漏えい(CVE-2020-10618)および、不適切な入力確認(CVE-2020-10622)の脆弱性が存在する。この脆弱性が悪用されると、権限を持たない第三者によって、機微な情報を窃取されたり、任意のファイルを作成される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。
Microsoft Windows における SMB の圧縮機能の実装不備に起因するバッファーオーバーフローの脆弱性により任意のコードが実行可能となる脆弱性(Scan Tech Report)2020.4.27 Mon 8:15