「KUKA.Sim Pro Version 3.1」には、通信チャネルで送信中のメッセージの整合性への不適切な強制の脆弱性(CVE-2020-10635)が存在する。この脆弱性が悪用されると、リモートの第三者によってサーバから取得したシミュレーションモデルの整合性が失われる可能性がある。またこのモデルを実際の機器で使用した場合、予期せぬ動作を引き起こす可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、最新版にアップデートするよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》