独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は1月10日、Juniper Networks, Inc. が提供する「Junos OS」に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3による最大Base Scoreは6.1。三井物産セキュアディレクション株式会社の米山俊嗣氏が報告を行った。Junos OSの複数のバージョンには、ディレクトリトラバーサル(CVE-2020-1606)およびクロスサイトスクリプティング(CVE-2020-1607)の脆弱性が存在する。これらの脆弱性が悪用されると、認証済みの J-Web ユーザによって、サーバ上のファイルを閲覧されたり削除されたりする、あるいはユーザのJ-Web画面上で任意のスクリプトを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。
双葉電子工業のフィリピン子会社が Emotet 感染 ほか ~ 2019 年 11 月のふりかえり [Scan PREMIUM Monthly Executive Summary]2019.12.3 Tue 8:15